梅雨が明けて、しっかり暑くなった。6月が梅雨で、7月に入ってすぐに梅雨明けし、そしてそれを境にきちんと暑くなるって、なんか健全すぎて逆に違和感がある。そんなサザエさんみたいな世界線でいいのか。俺らの時代の地球って、もっとパンクなんじゃなかったのか。
去年から発生していた、部屋のエアコンの調子がどうもトボけている問題は、全体的に涼しかった6月の、珍しく気温が高まった日に冷房を入れようとして、でもやっぱりあまり効かなくて、今後の夏のことを思い気を重くしたのだが、どうにかならないものかとリモコンをいじっていたところ、実はエアコンの設定がずっとパワーセーブモードになっていたということが判明し、それを解除したら軽快に稼働しはじめたので、なんてこったい、と思うと同時に、やあよかった、これで夏も安泰だ、と胸を撫で下ろしたのだけど、しかしいざ梅雨が明けて、猛暑日になんなんとするフェーズになってみたら、やっぱり部屋のエアコンは「もう無理です」と音を上げたので、どうしたもんだろうなあ、と苦悩している。この症例の悩ましいところは、エアコンが冷房の匙を投げるのは、午後の、おそらく室外機とかにガンガンに日の当たる、14時から18時くらいの間だけで、それ以外の時間は普通に使えるというところだ。そしてその時間帯、平日はこの部屋には誰もいないわけで、休みの日のその時間くらい、リビングとかプールとかに避難すればそれでいいんだよな、という気も大いにするわけで、なかなか業者を呼ぶモチベーションが上がらないのだった。そしていつまでも小骨のようにこの問題は引っ掛かり続ける。それにしても暑さがピークになる、本当にエアコンが活躍してほしい肝心なときにギブアップをするってどういうことだよ、という憤りの気持ちはある一方、無病息災ならぬ一病息災というか、少しの瑕疵くらいあったほうが逆にまっとうに生きられるのかもしれないな、などと、別にエアコンに対してしなくてもいいと我ながら感じる達観もしている。要するに業者を呼ぶのが面倒くさいんだと思う。
ちなみに食欲は今のところまだ減退していない。なによりビールが美味しいし、チューハイもおいしい。夏のいいところは、どんなに酒を飲んで、つまり水分を取っても、寝ているときに尿意を催さないところだ。だから飲んじゃう。そして食べちゃう。でもそれでいいんだと思う。イートウェルリブウェル。溌溂と生きようと思う。