2026年10月18日日曜日

身体の不調の話ブログ


 なんと首の痛みが続いている。寝ているのに治らないのはなぜだろう、ということを前回の記事で書いたが、それから1週間が経ち、こうも言いたい。治りが悪いのはなぜだろう。こんな、筋肉の張りみたいのを、1週間あまりも引きずるなんて、これまでの半生でいちどもなかった。ひょっとするとこれからの後半生に、ツケを回していたのだろうか。だとしたらなんて迷惑な奴なんだ。「トモコレ」の、20~39歳までのパピローと、40歳以降のパピローで、これから泥沼の訴訟合戦が繰り広げられることになるかもしれない。
 首がずっとそんな調子なので、プールはもちろんのこと、筋トレもぜんぜんできていない。上半身の筋トレというものは、体がこういうことになって考えてみると、どうしたって首の筋肉が関わってくるのだな、首ってめちゃくちゃ大事なんだな、としみじみと再認識している。せっせと育てた大胸筋が、容器から一滴ずつ漏れ出るように、萎んでゆくイメージ。切ない。
 日常生活そのものにおいては、そこまで困るほどの痛みはないのだけど、どのタイミングがよくないかと言えば、とにかく寝ているときである。寝ていて、ふと目が覚めると、首がとても痛い。なので一日の中で、起きた直後がいちばん悪い。
 それをファルマンに訴えたところ、枕が悪いのではないかと指摘される。しかし同じ枕を長年使ってきて、これまで問題はなにもなかったわけで、枕が急に悪くなるわけでもなし、そんなはずはなかろうと思う。ところが「試しに私のを使ってごらん」と言って渡されたファルマンの枕に頭を乗せてみたところ、首のへこんだ部分に枕の出っ張った部分がビタッとフィットし、「ええ!?」となる。こんな願望通りの形状をした枕がこの世にあるの? と衝撃を受けた。たしかにこの枕で寝たら快適だろう。ファルマンが夏の帰省の際、ホテルでも実家でも必ずこの枕を持参していたことを思い出し、いまさらながら納得する。「だけど俺はこれまで、この枕でなんの問題もなかったし……」と、この期に及んでまだなにかを拒もうとする僕に向かい、ファルマンは「これまではたしかにそうだったんだよ。でももう43歳の世界に突入したということなんだよ」と、とどめの断罪をした。さすがの僕ももう反論のしようがなかった。そうか、俺は突入したのか。まあ、したんだろうな。
 というわけで今日は、ファルマンと同じ枕を買いに、ニトリに行った。なんのことはない、オーダーメイドの高級枕とかではなく、ニトリである。
 じゃあ逆にこれまでの僕の枕はどこのものだったのかという話だが、これは家財あるあるだと思うのだけど、今となってはもう、どのタイミングで、どこからわが家にやってきたものか、まるで思い出せないのである。出自不明の、謎枕。でも僕は少なくとも10年以上、この上に頭を置いて生きてきた。あんな日もこんな日もあった。今年の夏は耳汁でだいぶ汚したりもした。思えば濃厚な繋がりである。しかし枕もさすがにくたびれただろうし、僕も43歳になったことで、もうちょっとちゃんと人体構造のこととかを慮ってくれる製品が必要になった。なのでこのタイミングで、別々の道を歩むことにした。
 かくして今晩からは新しい枕となる。とても嬉しい。これでようやく僕の首も治っていくことだろう。これでも治る様子がなければ、そのときはもうさすがに整形外科とかに行こうと思う。