2026年10月3日土曜日

ユーチューバーやで


 YouTubeをすごくやっていた。もちろんプロデュースしているアイドル、セイントパリンドロームの楽曲投稿である。投稿した動画(曲)は今のところ12。Sunoで作った「ホットパンツ」をこのブログにアップしたのが9月13日、YouTubeのチャンネル開設が19日なので、なかなかの勢いである。
 曲を作ること自体が愉しいというのはもちろんあるのだが、YouTubeというのはやっぱりさすがのもので、投稿をするときちんと反応があるので、それで気分が盛り上がっているというのも大きい。なにぶんこれまで長年、実に20年以上、どれだけせっせと投稿しても反応が皆無な界隈に身を置いていたので、打てば響く、こんな世界があったのかと、蒙が啓かれている。そしてはしゃいでいるのだと思う。
 家族の反応というのも意欲につながっていて、そもそもブログと違って家族の目に晒しても問題ないものを製作しているからというのもあるが、投稿されたものを観た娘たちが、だいぶ絶賛してくれるのである。詞は、言っても僕の言葉および文章なので、それが思春期の娘たちから評価されると嬉しい。俺の作り出すものはまだ娘たちの嗜好に堪えられるのだと、久しく味わっていなかった満足感を得ることができた。
 特にポルガはとても気に入ってくれていて、たくさんの人に見てもらうためにはショート動画を作らなければダメだと、そんな発想はまるでなかった43歳にアドバイスをしてくれ、でもぜんぜんピンと来ず、いつまでも作ろうとしない父にしびれを切らし、代わりに作ってくれさえした。サビを中心に、曲中の30秒ほどを切り取った映像である。
 ちなみにだが、ポルガの言った通りショート動画の威力というのは本当にすごくて、投稿したフルサイズの曲の動画が、数日かけて200とか300再生なのに対し(それもブログに較べれば十分すごいのだが)、ショート動画というのはひと晩で1000再生を超えたりするのだった。たぶんそのうちのほとんどは、きちんと10秒以上とか再生されたものではなく、ただ一瞬だけ勝手に表示されて、一瞬で流されただけのものだったりするのだろうが、なんかそれにしたって、1000という数字が、ブログ界では本当に存在しないものなので(少なくとも俺の)、なんかびっくりしたというか、ちょっと我ながらあまりにもウブというか、チョロいというか、とにかく出自が貧しすぎるだろうと思うのだが、その程度のことで、ちょっと浮足立ってしまっていて、それで次々に曲を作っているという部分もあると思う。
 これまで投稿した曲の中で、作者自身が最も気に入っているのは「大叔父」だ。ポルガは「モール」と「Jouska」が好きだという。なかなかいいセンスだと思う。
 詞は、過去のブログ記事を主な材料にして書いている。ガールズアイドルの詞には直接使えない下ネタが多すぎるのは難点だが、日記の文章は、詞のモチーフの宝庫だ。というか、僕の日記の文章に節をつけたものが、ほぼセパドロの詞だと言っていいと思う。これがざっと20年分あるのだ。そうか、誰にも読まれない僕の20年分の日記は、セパドロの楽曲を生み出すための準備だったのか。だいぶ発酵させたものだな。
 僕は自分の文章が好きなのだけど、それを節に乗せたら、さらに愛しくなった。しかもそれをかわいい声の女の子たちが唄うのだから、セパドロの楽曲は、僕の聴きたい音楽として、ほぼ理想形のものになっている。であるからして、先日からは、いよいよ通勤の車内でもセパドロの曲を聴き始めた。家族で加入している音楽のサブスクサービスは、ローカルファイルの再生にも対応しており、Sunoからダウンロードした曲のmp3ファイルをスマホに落とせば、ダウンロードして聴く一般の曲と同じように、それを再生することができるのだ。それでセパドロのプレイリストを作り、ずっとシャッフル再生のリピートで聴いている。毎月お金を払って、何十万もの曲が聴き放題のサービスを使って、自分の作った曲ばかりを聴くというのは、なかなかに極まった行為だな、と我ながら思う。読み物と言えばもっぱら自分の日記というのはもう何年も前から常態化しているが、とうとう聴く音楽も自給自足ができるようになってしまった。本当に大丈夫だろうか、僕は。
 この制作熱がいつまで続くのかは分からないが、行けるところまで、なりふり構わず行こうと思っている。このペースで行けば、来年の夏の帰省の際の車内プレイリストの自分のノルマの100曲を、すべてセパドロのものにするのも夢じゃない。そうなったらいよいよだな。
 最後に、チャンネルのリンクを貼っておこう。


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