2026年3月18日水曜日

ピイガの小学校卒業


 ピイガが小学校を卒業した。(ほぼちょうど)3歳差なので、小中高の節目が同時なのだ。
 小学校の卒業式はバリバリの平日で、もちろん僕は不参加である。ファルマン曰く「お父さんもたくさん来ていた」とのことで、ふうん、と思った。ファルマンのこの発言に、(なのにあなたはぜんぜん休みを取って来ようとしなかったね)という含意があるのかどうかは知らない。
 たくさんの子育て熱心なインスタパパたちと違って卒業式には参加しなかったが、式で娘が着る服は作った。こちらである。


 セレモニーワンピースとボレロ。あとリボンも手作りである。
 ワンピースはピイガの好きな緑色で、ボレロはそれに合わせた色を選んだ。素材はどちらもツイルで、なかなか上品な仕上がりになったんじゃないかと思う。売り場で見たら、往時のAKB48みたいなやつが、ずいぶんな値段で売られていたので、作ってよかったなあと思った。リボンは、ネットで買ったのだけど、色や太さなど、だいぶ模索し、これひとつを作るために、合計で30m分くらい買うはめになった。結果、これにたどり着いたのはよかったが、余った29m30cmくらいのリボンは、果たしてどうすればいいだろう。
 どうすればいいかという意味では、小学校の卒業式用に作ったこの衣装、本当に小学校の卒業式以外で着る場面がなさそうで、これ自体、今後いったいどう扱えばいいのかと思う。もう決して着ることがないのに、まさか棄てられもしない。いったいどうしたものか。
 ちなみにだが、ボレロに使ったこの生地は、未活用食材を使用して布を染めるという、環境に優しい、サステナブルな謳い文句のものだったりする。もちろん意識が高い僕のことなので、その点に魅力を感じて選んだのだが、そんなサステナブルな生地を使って作ったものを、一生のうちにたった1日しか着ないというのも、なんだか落語のような話だな、と思う。いったいエコとはなんなのか。
 なにはともあれ、ピイガも小学校を卒業し、春からはJCだ。なんと小さいJCなのか。友達の女の子数人とともに撮った写真を見せてもらったが、うちの子だけ天才で、飛び級で小学校を卒業したのかと思った。なので、まだあまり実感が湧かない。狭義での子ども、すなわち児童がわが家からはいなくなったのだと、まだぜんぜん信じていない。