2026年3月1日日曜日

沼泳ぎ


 プールで泳ぐ。2ヶ月ぶりである。気持ちがよかった。16時過ぎくらいに行ったので、まだ明るく、念願だった「3月の陽射しの中で泳ぐ」を、初日に達成したのだった。休日で体力があったこともあり、1km以上泳いでしまう。本当はもっと泳いでもいいくらいの気持ちだったが、脚がつりそうな気配が出てきていたので、仕方なく引き上げた。もちろん会員にも復帰したので、またこれから愉しいプールライフだ。嬉しいなあ。春だなあ。
 2ヶ月ぶりのプールだったので、年末年始の休みの中で完成させた極北ボックス水着を、ようやく初めてプールに下ろせたのだった。まあ実際、穿き心地としては、シュレディンガー水着とそんなに変わらなかったりもするのだが、そうは言っても追求しただけあって、こちらのほうが精神的に安らかだ。シュレディンガーは実質ビキニなので、ちょっと緊張感があった。
 そんな水着に関してなのだが、今週末はなんだかすごかった。3枚、3枚、10枚の、合計16枚が売れたのである。マジなのだ。NOBITATTLE、マジで売れはじめたかもしれない。ちなみに買ってくれた3人のうち、ふたりはリピーターであり、このリピーターが追加で買ってくれるというのが、つまりは価値を認めてもらったということになるわけで、本当に嬉しい気持ちになる。買う点数がそれぞれ多いのは、柄のバリエーションをたくさん出しているからに違いないが、それはあくまで自分のための行為であったわけで、最低50cmからしか買えない水着生地の、自分のものだけでは余ってしまう残りの生地で作ったものが売れて、お金になって、そしてまた新しい生地が買えるのだから、我ながらとてもいい仕組みだなと思う。
 この2ヶ月で新しく作ったものを中心に、一軍の、穿いて泳ぐ可能性のある水着だけを入れた袋を、車に載せておいて、その日の気分で選ぶ、ということをするのだが、その袋には水着が30枚以上入っている。ちなみに「swimming pooling」の最後の記事で報告したとおり、2025年の水泳の回数は69回であった。じゃあもう現時点で、この中の水着は、1年間で2度程度しか穿かれ得ないということなるし、ましてや新しい水着は今後もどんどん製作されるので、本当に穿くほうが追いつかない、稀勢の里はもちろん照ノ富士にも追いつかない、ということになる。本当にひどい、若者がいちばん白けるタイプのオヤジギャグだな。しかし追いつかなくてもいいのだ。水着って、あればあるほどいい。あればあるほど愉しさが増す。本当だ。今回10枚買ってくれた人は、前回も10枚買ってくれた人だ。本当にそうなんだよ。沼というか、中毒なんだよ。