ブログを年の区切りで収束させたのだが、それは「nw」にとって本当に中途半端なタイミングだったので、「nw」陣営にはちょっと申し訳なかったな、と思う部分がある。
あらすじを紹介すると、晩秋にシュレディンガー水着と称し、『それがボックスかビキニかは観測者によって決定する』というコンセプトの水着を作っていたのだが、十数枚完成させたところで、これはやっぱり誰がどう見てもビキニだ、ということに気が付き、僕はビキニ水着で公共のプールで泳ぐ気概はないので、やはりもう少しボックスに寄せなければならない、あくまでボックスとして、ビキニの南限に接する、極北ボックスを目指そう、俺たちの戦いはまだ始まったばかりだ――という、そのあたりで「nw」は収束し、ここ「OREGAYO」へと掲載誌は替わったのだった。
その移籍新連載の記念すべき第一話として、長い格闘の末にようやく満足いくものとなった極北ボックスと、さらに同時にやろうとすると話の焦点がぼやけるだろうと自覚しつつも、先日このブログで作成を匂わせた、オリジナルロゴも併せてお披露目したいと思う。
こちらである。
自然保護の対象外。
NOBITATTLE.
まず柄から紹介すると、緑色のヒョウ柄である。以前、黄色のオーソドックスなヒョウ柄で水着を作り、なるほど案外やってみたらいいもんだな、という感触を得たので、シリーズ展開されていた色違いも購入し、作った次第である。お店では「アニマルスキン」というカテゴリに置かれているのだが、もちろんこんな生きものは実在しない。でも実在しない色のヒョウ柄というのが、少し哲学的というか、その不自然さでもって、この大自然を、森の生態系を破壊する規格外の大逸物を蔽うというのもシャレが利いているな、と思うのだった。
次に形だが、見ての通りギリギリでボックスだ。ジョニファーではなく人が穿くともう少し上下の幅が小さくなる感じはあるが、それでも決してビキニではない。なぜなら魂がボックスだから。こんな小さな面積でもボックスとしての矜持を持っている、この水着からはそんな志のようなものが感じられる。
そして話はいよいよブランドロゴになるのだが、引っ張るわけではないが、これについてはじっくりと語りたい気持ちがあるので、記事を分けることにする。
